バッチ(Batch)

バッチ(Batch)図解 B
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バッチ(Batch)とは、あらかじめまとめておいた複数の処理を、一括してまとめて自動的に実行する処理方式のことです。英語の「batch」はもともと「ひとまとまり」を意味する言葉で、処理をひとつずつではなく、まとめて片付けるという考え方に由来しています。

現実世界に例えると、洗濯物をある程度ためておき、まとめて一度に洗濯機を回すようなものです。一枚ずつ手洗いするのではなく、たまった分をまとめて処理することで、効率よく作業を終わらせることができます。

バッチ図解

バッチ(Batch)図解
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バッチ処理とは

バッチ処理とは、日々発生するデータや依頼をその都度処理するのではなく、一定量たまった時点や決められた時刻に、まとめて一括処理する方式のことです。多くの場合、人手を介さず、あらかじめ設定した手順に沿って自動的に実行されます。

リアルタイム処理との違い

依頼を受けてすぐにその場で処理する方式を「リアルタイム処理」と呼び、バッチ処理とはしばしば対比されます。リアルタイム処理は即座に結果が必要な場面に向いており、バッチ処理は大量のデータをまとめて効率よく処理したい場面に向いているという、それぞれ得意な場面が異なります。

バッチ処理の流れ

一般的なバッチ処理では、あらかじめ実行する処理の順番や条件を定義したプログラムを用意しておき、指定した時刻やタイミングになると、システムが自動的にそのプログラムを起動します。処理が正常に完了したかどうかは、多くの場合ログとして記録され、後から結果を確認できるようになっています。

バッチファイル

Windowsなどでは、実行したい一連のコマンドをあらかじめ書き並べておいた「バッチファイル」を使うことで、複数の操作をまとめて自動実行できます。拡張子は「.bat」が使われ、手作業で繰り返していた定型作業を自動化する際によく利用されます。

バッチ処理が使われる場面

代表的な例としては、企業の給与計算や請求書の一括発行、深夜の時間帯にまとめて行われる「夜間バッチ」と呼ばれるデータ集計処理などが挙げられます。日中の業務に影響を与えないよう、利用者が少ない時間帯にまとめて処理を実行する運用が広く行われています。

バッチ処理のメリット

一件ずつ処理するよりも、まとめて処理したほうがコンピューターへの負荷を効率よく分散できるため、大量のデータを扱う業務ほどバッチ処理の恩恵が大きくなります。また、決まった手順を自動化しておくことで、人為的なミスを減らし、担当者の作業負担を軽減できるという利点もあります。

一方で、まとめて処理する分だけ結果が出るまでに時間差が生じるため、即時性が求められる業務にはあまり向かないという側面もあり、業務内容に応じて使い分けることが重要です。

あわせて知っておきたい用語

  • cron:
    決められた時刻や周期で処理を自動実行する仕組みです。
  • デーモン:
    バックグラウンドで常時稼働し続けるプログラムのことです。
  • リアルタイム処理:
    依頼を受けた際に即座に処理を行う方式のことです。
  • スクリプト:
    一連の処理手順を記述した、比較的簡易なプログラムのことです。

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