スマートフォン(Smartphone)

スマートフォン(Smartphone)とは、電話の機能に、インターネットやカメラ、地図、支払いなど、パソコンのような多くの機能を組み合わせた携帯端末のことです。「スマホ」と略され、アプリを追加することで機能を自由に増やせます。今では、多くの人にとって生活に欠かせない道具になっています。

現実世界に例えると、スマートフォンは電話、手帳、カメラ、地図、財布、テレビ、本棚を、ポケットに入る1枚の板にまとめた万能の道具箱のようなものです。必要な道具は、あとからいくらでも箱に足せます。

電話とコンピューターの一体化

基本の考え方です。スマートフォンの中には、小さなパソコンと同じように、CPUやメモリ、記憶装置、OSが入っています。電話は数ある機能の1つにすぎず、インターネットを使った連絡や情報の検索、写真の撮影と共有など、さまざまな用途に使えます。

普及のきっかけ

歴史の話です。2007年にAppleが発表したiPhoneが、指で画面に触れて操作する直感的な使い勝手で大きな話題となり、スマートフォンが一気に広まりました。翌年にはGoogleのAndroidを搭載した製品も登場し、多くのメーカーが参入しました。日本でもiPhoneが2008年に発売され、従来の携帯電話からの乗り換えが進みました。

2つのOS

中身の違いです。現在のスマートフォンのOSは、AppleのiOSと、GoogleのAndroidの2つがほとんどを占めています。iOSはiPhoneだけに使われ、Androidは多くのメーカーの製品に使われています。日本はiPhoneの利用者の割合が高いことで知られています。OSによって、使えるアプリや操作の感覚が少しずつ異なります。

主な部品と機能

中に詰まっているものです。スマートフォンには、さまざまな部品が組み込まれており、それらが多彩な機能を支えています。

部品 役割 使われる機能
タッチパネル 指の操作を読み取る 画面の操作全般
カメラ 写真や動画を撮る 撮影、QRコードの読み取り
GPS 現在地を測る 地図、道案内
加速度センサー 傾きや動きを感じ取る 画面の回転、歩数計
NFC 近くの機器と通信する 電子マネーの支払い

アプリで機能が広がる

最大の特徴です。スマートフォンは、アプリストアからアプリを追加することで、ゲーム、家計簿、学習、仕事の道具など、使い方を自由に広げられます。同じ機種でも、入れるアプリによって、一人ひとり違う道具になります。アプリは、公式のアプリストアから入手するのが安全です。

生活の道具へ

使われ方の変化です。電子マネーやQRコードでの支払い、乗車券、身分証明、行政の手続きなど、スマートフォンでできることは年々増えています。財布や鍵の代わりにスマートフォンを持ち歩く人も増えました。その分、なくしたり壊れたりしたときの影響も大きくなっています。

安全に使うために

守り方の基本です。画面のロックを設定する、OSやアプリを最新の状態に保つ、アプリに不要な権限を与えない、不審なメッセージのリンクを開かない、といったことが大切です。紛失に備えて、端末を探したり遠隔でデータを消したりする機能も、あらかじめ有効にしておくと安心です。

長く使うために

買い替えまでの付き合い方です。スマートフォンは、電池が少しずつ劣化し、OSの更新が提供される期間にも限りがあります。電池を高温の場所に置かない、充電のしすぎを避けるといった工夫で、電池を長持ちさせられます。更新の提供が終わった機種は安全性が下がるため、買い替えの目安にしましょう。

あわせて知っておきたい用語

  • iPhone:
    Appleが販売している、代表的なスマートフォンです。
  • Android:
    Googleが開発している、スマートフォンなど向けのOSです。
  • ガラホ:
    ガラケーの見た目のまま、中身にAndroidをもとにしたOSを使う携帯電話です。
  • タブレット:
    画面に直接触れて操作する、板状のコンピューターです。

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