8.8.8.8(はちてんはちてんはちてんはち)

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8.8.8.8(はちてんはちてんはちてんはち)とは、Googleが提供しているパブリックDNSサービスの、代表的なIPアドレスのことです。2009年12月から公開されており、覚えやすい数字の並びから、技術者の間で最もよく知られたアドレスのひとつになっています。

現実世界に例えると、8.8.8.8は誰もが番号を暗記している案内所のようなものです。困ったらここへ聞けばよいと広く知られているため、道に迷ったときの目印としても使われます。

8.8.8.8図解

8.8.8.8(はちてんはちてんはちてんはち)
※画像をクリックすると拡大表示します。

何をしてくれる番号なのか

この番号自体がウェブサイトなのではありません。「この名前のIPアドレスを教えてほしい」という問い合わせを受け付け、答えを返す案内係の居場所です。パソコンやルーターの設定欄にこの番号を書き込むことで、名前の変換を任せられるようになります。

主なパブリックDNSの番号

番号 提供元 特徴
8.8.8.8 Google 最も広く知られている
1.1.1.1 Cloudflare 速さと記録を残さない方針を掲げる
9.9.9.9 Quad9 危険なサイトへの接続を遮る

予備の番号もある

設定欄には通常、二つの番号を書く欄が用意されています。Googleのサービスでは、控えとして8.8.4.4という番号もあわせて提供されています。片方が応じないときに、もう片方へ問い合わせが回る仕組みです。

なぜこの数字なのか

短く規則的な番号は、実は限られた貴重な資源です。設定画面に手で打ち込む場面を想定すると、覚えやすさはそのまま使われやすさにつながります。この並びを確保できたこと自体が、広く定着した理由のひとつだといえます。

接続の確認によく使われる

技術者の間では、別の使われ方もします。インターネットにつながっているかを確かめる際、この番号へ試しに通信を送ってみるという方法です。応答があれば回線は生きており、名前の変換だけが不調だと切り分けられます。

設定を変えるときの注意

手軽に試せる一方、会社から貸与された端末では、勝手に変更すると社内システムにつながらなくなるおそれがあります。社内だけで使われている名前は、外部のDNSでは解決できないためです。組織の機器では管理者の指示に従ってください。

調べた記録は残る

Googleは、この仕組みで得た情報を広告に使わない方針を示していますが、どんな名前を問い合わせたかという記録そのものは、提供元を通ることになります。何を重視するかによって、別の提供元を選ぶ判断もありえます。

IPv6にも対応した番号がある

新しい規格であるIPv6の環境向けにも、同じ考え方で覚えやすく整えられた番号が用意されています。数字とアルファベットが並ぶ長い形式ですが、規則的な並びになっており、IPv4の番号と対で使えるようになっています。

使ってみるのは難しくない

試すこと自体は簡単です。ルーターやパソコンの設定画面にある、DNSサーバーを指定する欄に番号を書き込むだけで切り替わります。元の設定を控えておけば、いつでも戻せます。効果を感じられなければ、そのまま元に戻して構いません。

あわせて知っておきたい用語

  • パブリックDNS:
    誰でも無料で使える、公開されたDNSサーバーです。
  • DNS:
    ドメイン名とIPアドレスを結び付ける仕組みです。
  • IPアドレス:
    機器を識別するための、住所にあたる番号です。
  • 127.0.0.1:
    自分自身を指す、特別なIPアドレスです。

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