スパイウェア(Spyware)

スパイウェア(Spyware)図解 S
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スパイウェア(Spyware)とは、利用者に気づかれないよう端末に入り込み、操作の記録や個人情報をひそかに集めて外部へ送るソフトのことです。壊すのではなく、盗み見ることを目的としている点に特徴があります。

現実世界に例えると、スパイウェアは家の中に仕掛けられた盗聴器のようなものです。何かが壊されるわけでも、物が無くなるわけでもありません。だからこそ気づきにくく、気づいたときには多くを知られています。

スパイウェア図解

スパイウェア(Spyware)図解
※画像をクリックすると拡大表示します。

他の不正なソフトとの違い

種類 目的 気づきやすさ
スパイウェア 情報を盗み見る 気づきにくい
ランサムウェア 身代金を要求する すぐ分かる
ウイルス 感染を広げ壊す 不調で気づく
アドウェア 広告を表示する すぐ分かる

何を集めているのか

狙われるものはさまざまです。キーボードで打った文字、閲覧したサイトの履歴、保存されたパスワード、画面の写し、位置の情報。これらを組み合わせれば、銀行のログイン情報から人間関係まで、かなりのことが分かってしまいます。

どうやって入ってくるのか

強引に押し入ることは、あまりありません。無料ソフトのおまけとして一緒に入る、偽の警告画面から導入させる、不審なメールの添付を開かせるといった、利用者自身に入れさせる手口が中心です。「便利そうだから」が入口になります。

気づくきっかけ

症状は地味で、見過ごされがちです。動作が妙に重い、通信量が急に増えた、見覚えのないソフトが入っている、起動時に知らない画面が出る。どれか一つでは決め手になりませんが、複数が重なるようなら調べる価値があります。もっとも、うまく作られたものほど症状が出ないため、症状が無いことを安心の材料にはできません。

スマートフォンでも起こる

パソコンだけの話ではありません。正規の配布元以外からアプリを入れたときや、家族や知人に端末を預けた際に仕込まれる例があります。位置情報やマイクへの許可を、必要のないアプリに与えていないか確かめてください。

どう防ぐか

基本を守るのが最も効きます。ソフトは公式の配布元から入れる、導入時の画面をよく読んで余計な同意を外す、OSとソフトを最新に保つ、セキュリティソフトを入れておく。地味ですが、この四つで大半は防げます。

入られてしまったら

順番が大切です。まずネットワークから切り離し、セキュリティソフトで駆除し、そのうえで各種サービスのパスワードを別の端末から変更します。感染したままの端末でパスワードを変えても、その操作ごと見られています。

合法なものとの線引き

判断の難しい領域もあります。子どもの見守りや会社の端末管理を目的としたソフトは、機能だけを見ればスパイウェアとよく似ています。分かれ目は、対象となる本人に説明され、同意を得ているかどうかという一点にあります。

あわせて知っておきたい用語

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