eスポーツ(e-Sports/イースポーツ)

eスポーツ(e-Sports/イースポーツ)図解 E

eスポーツ(e-Sports/イースポーツ)とは、コンピューターゲームの対戦を、競技・スポーツとして捉える呼び方のことです。「エレクトロニック・スポーツ」の略で、個人だけでなく企業がプロチームを運営し、大規模な大会が開かれるまでに成長しています。

現実世界に例えると、eスポーツは将棋や囲碁がデジタルの対戦ゲームに置き換わったもののようなものです。盤面の代わりに画面上で駆け引きが行われ、その腕前を競い合う点は、従来の競技と変わりません。

eスポーツ図解

eスポーツ(e-Sports/イースポーツ)図解
※画像をクリックすると拡大表示します。

eスポーツの特徴

eスポーツでは、反射神経や戦略的な判断力、チームでの連携が勝敗を大きく左右します。身体を大きく動かす一般的なスポーツとは違い、画面越しの精密な操作や、瞬時の判断の積み重ねが競技力として評価される点が特徴です。

代表的なジャンル

ジャンル 特徴
FPS/TPS 銃などを使い、視点操作で対戦するジャンル
MOBA チーム同士で拠点の攻略を競うジャンル
格闘ゲーム 1対1で直接技を出し合うジャンル
スポーツゲーム サッカーや自動車レースなどを題材にしたジャンル

従来のスポーツ・ゲームとの違い

eスポーツは、単に「ゲームで遊ぶこと」と、勝敗を競う「競技として取り組むこと」を区別する呼び方でもあります。趣味として気軽に楽しむプレイと、練習を重ねて大会での勝利を目指すプレイとでは、求められる取り組み方が大きく異なります。

プロ選手とチームという存在

近年では、企業がスポンサーとなってプロチームを結成し、選手が専属で活動する体制が一般的になりました。選手は所属チームから給与や活動費を受け取りながら、大会での上位入賞を目指して日々練習に取り組んでいます。

大会・賞金の規模

世界的なタイトルの大会になると、会場に数万人規模の観客が集まり、賞金総額が数十億円に達するケースもあります。国内でも、企業がスポンサーとなる大会や、地方自治体が主催する大会が開催されるなど、規模の大きなイベントとして定着しつつあります。

配信・観戦文化

eスポーツの試合の多くは、動画配信サービスを通じてリアルタイムに配信され、世界中のファンが観戦できます。会場に足を運ばなくても、実況や解説とともに試合の展開を楽しめる環境が整っていることも、競技人口や観戦者の広がりを後押ししています。

日本国内での広がり

日本では、2018年に業界団体が設立され、プロライセンス制度が整えられるなど、競技環境の整備が進められてきました。教育機関にeスポーツ関連の学科やクラブ活動が設けられる例も増えており、若い世代への広がりも見られます。

今後の課題

一方で、長時間のプレイによる健康面への影響や、選手としての競技寿命の短さなど、解決すべき課題も指摘されています。景品表示法との関係で、国内大会の賞金の出し方に工夫が必要になる場面もあり、競技として社会に根付かせていくための環境整備が続けられています。

あわせて知っておきたい用語

  • FPS(First Person Shooter):
    プレイヤー自身の視点で操作する、eスポーツの代表的なジャンルです。
  • ストリーミング配信:
    試合の様子をリアルタイムにインターネットで届ける仕組みです。
  • プロゲーマー:
    ゲームの腕前を職業として活動する選手のことです。
  • ゲーミングデバイス:
    反応速度などを重視して作られた、ゲーム専用の周辺機器です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました